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設立趣意書

フライングディスクは、円盤状のディスクが一枚あれば、老若男女、また健常者・障害者を問わず、運動量や技術、体力のレベル等、プレーヤーにあった競技種目の中から選択できる、まさに「どこでも、だれにでも、気軽にできる生涯スポーツ」として楽しむことができます。

フライングディスクを用いたゲームには、幼児や小学生にふさわしいディスクナイン(的当て)やドッヂビー(ドッチボール)などで基本的なスローイングを学ぶことができ、また楽しむことができます。中高生や大学生には、アルティメット(ディスクを使ったアメリカンフットボール)が全国的に大人気で、体育の授業やクラブ活動としても取り組まれています。さらに個人種目に、ディスタンス(遠投)やアキュラシー(的入)、MTA(ブーメランのように投げてキャッチするまでの滞空時間を競う)などがあり、スローイング技術を高める競技としてだれでもプレーできます。

全国障害者スポーツ大会(障害者の国体)では、ディスタンスとアキュラシーの二種目が正式種目として実施され、多くの方々が参加されています。さらに高齢者の全国健康福祉祭(ねんりんピック)でも、ディスクゴルフ(ディスクを使ったゴルフ)が紹介されるなど、レクリエーションから競技スポーツまで、プレーヤー主体の多様なひろがりを楽しむことができるスポーツです。

現在、全国に34都道府県を越える地区協会が設立され普及活動が活性化しています。山口県におけるフライングディスクの普及活動は、現在のところ、数少ない愛好者の地道な活動に委ねられている実情があります。現時点では、フライングディスク競技やその楽しさの県内での認知率は低く、指導・普及講習会や記録会や大会など、愛好者をはじめ多くの方の潜在的なニーズを十分に満たすことができていないのが実状です。

たった一枚のフライングディスクのスロー&キャッチを通して、からだを動かし、健康・体力の保持・増進はもちろんのこと、生涯にわたってスポーツに親しむ環境づくりや多世代・地域交流等、多くの方々とのコミュニケーションを図る社会的ツールとしても、県民のみなさまへのフライングディスクの普及は有意なことで、その母体となる県協会の設立が果たす役割は大きいと考えます。

以上のことから、フライングディスクを誰でも気軽に楽しめる「生涯スポーツ」や「みんなのスポーツ」になるよう、さらなる普及と振興を図ることを目的として、ここに「山口県フライングディスク協会」を設立いたします。
 

2005年1月 設立発起人 大内勝利/大内久美子/高見京太/松本耕二 
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